見学・家族の相談
親の施設探し、どう話し始める?希望を聞くための質問集
親とこれからの住まいについて話したくても、どこから切り出せばよいか迷うことがあります。最初の会話で施設を決めようとせず、「今、どんな時間が好きか」「これからも続けたいことは何か」を聞くところから始めてみませんか。話せたことを少しずつ残していきましょう。
好きなことや、普段の楽しみから聞く
住まいの話に入る前に、いつもの一日の過ごし方を聞いてみましょう。好きな食事、よく見る番組、会いたい人など、具体的な話題からなら、その人が大切にしていることを一緒に考えられます。
「施設に入るならどうしたい?」と答えを急がず、「これからも続けたいことはある?」と聞く方法もあります。出てきた言葉は家族の解釈に置き換えず、本人が話した表現のままメモしてみてください。
本人の希望と、家族の心配を分ける
家族が気にしていることを話すときは、「私たちはここが気になっている」と、自分たちの思いとして伝えてみましょう。本人の希望とは欄を分け、似ている点と違う点を一緒に確かめます。
希望が違ったときは、結論より先に「なぜ大切なのか」を聞いてみます。住みたい場所の話でも、昔からのつながりを大切にしたいのか、家族と会いやすくしたいのかで、探すときの手がかりが変わります。
次に確かめることを、一つ決める
話し合いの最後は、決断ではなく、小さな確認で終えても構いません。「気になる施設の写真を一緒に見る」「通いやすい場所を地図で探す」など、本人が取り組みやすいことを選んでみましょう。
まだ話したくないと感じているなら、その日は聞けたことだけを残します。希望は後から変わることも含めて扱い、前に言った内容だけで決めつけず、次に話すときにもう一度気持ちを聞いてみてください。
話し合いや確認に使える質問
一日の中で、いちばん楽しみな時間はいつですか?
これからも続けたい習慣はありますか?
誰と、どんなふうに会えると嬉しいですか?
次は何を、一緒に見たり聞いたりしてみたいですか?
言葉が出ない項目は、空欄のままで大丈夫。答えをそろえることより、お互いが大切にしたいことを知る時間にしてみましょう。